アパレル商品に役立つプリント手法|第四弾は「抜染プリント」

アパレルアイの桑田です。
今回のプリント手法第四弾は抜染(ばっせん)プリントについて解説致します。

目次

  • 手法
  • 特徴
  • まとめ

 

手法

今まで解説してきたプリント手法は、生地の上に色を乗せるオーバープリント手法が主でしたが、抜染プリントは読んで字のごとく「染めを抜く」脱色してプリントする手法になり、今までの足す(乗せる)プリントから、引く(抜く)プリントになります。抜染プリントには大きく2種類あり、本抜染プリント・簡易抜染プリントがあります。本抜染は抜染剤をプリントし蒸して色抜きし、簡易抜染は抜染剤をプリントし熱で色抜きしていきます。蒸す方法と熱方法の違いですね。本抜染プリントの方が生産工程が多く、時間とコストがかかります。

特徴

《メリット》
抜染プリントの最大のメリットは、従来の生地感や風合いを損なわず自然なプリントが表現出来ることです。また、抜染した柄に色を加えていく「着色抜染」と言う手法があります。この手法を行うと更にキレイで自然な柄ができ、生地の織・編組織もしっかり残ります。この手法は日本でも限られた染工場しか出来ず、海外の有名アパレルや高級品アパレルからの引き合いも多いようです。と言う事は、中国やASEAN諸国では「できにくい」いや「できない!」プリントかもしれません。

《デメリット》
デメリットは、色の出方にバラつきがあることです。最初は見本通りできたのに、次は「赤っぽくなった!」次は「青っぽくなった!」と再現するのがとても難しいプリントです。原因は、生地の染条件、生産ロットによる染料の微妙な違いで起こるようです。

まとめ

通常のプリントは色を足す(乗せる)、抜染プリントは色を引く(抜く)。
この反対の発想から生まれた抜染プリントは海外の有名アパレルから重宝され、デメリットのバラつきでさえオリジナル性で良しとされています。当社も色々な角度から物事を考え、デメリットもメリットに変えていける会社になりたいと思います!??すみません、なんかまとめが変になりましたね??(プリントの話から、会社の方向性へ??)

次回がプリント手法の最終章になります。ご期待ください!

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