衣類についた気になるニオイをとるには?
アパレルアイの福永浩士です。
汗やタバコ、焼き肉をはじめ、普段の生活の中で衣類にいろいろなニオイがつきますよね。そんなとき、ファブリーズのような消臭スプレーでニオイを取ることが多いと思いますが、他にもいろんな方法があります。その中のいくつかをご紹介いたします。
目次
- スチーム
- ジアイーノ
- LGスタイラー
- 家庭用洗濯機(高温洗濯機能付き)
- コインランドリー
- まとめ
スチーム
スチームは消臭の基本です。
具体的には、スチームアイロンを使う方法が一つ。(アイロン台を使わなくても結構です。)
もう一つは、お風呂上がりにすぐ浴室に干すことです。
スチームを当てた衣類は必ずしっかり乾燥してから着用してください。
ジアイーノ
パナソニックから販売されている最新家電の一つです。家電量販店では、「空気清浄機」のカテゴリーにおいてあります。
水と塩で、電気分解して、”次亜塩素酸”(電解水)を生成して、空間内のウイルスの抑制と消臭をするというものです。実勢価格は対応畳数の違いにより異なりますが、10~20万円ぐらいです。
幼稚園や介護施設、病院など衛生管理が高い水準で求められる施設で導入されています。
LGスタイラー
スチームウオッシュ&ドライをしてくれるクローゼット型の韓国製の家電製品です。
1分間180回の振動とスチーム機能により、花粉などのゴミを落とし、服のしわを伸ばし、ニオイの除去をしてくれます。
水を入れ、衣類をセットし、スイッチを入れるだけです。
一度にたくさんできませんが、枕やぬいぐるみ、帽子なども除菌できますし、ボトムのセンタープレスもできます。実勢価格は19万円くらいです。毎日スーツを着用される方には特にオススメです。
http://www.lg.com/jp/steam-washer/lg-S3RER
家庭用洗濯機(高温洗濯機能付き)
梅雨時から特に気になるあの生乾きのニオイ。あのニオイの元は、「モラクセラ菌」という人の肌にいる常在菌が主な原因です。
この細菌は熱に弱いのですが、60℃以上になるとほとんど死滅するそうです。(温度が高いほど、菌が死滅するまでの時間が短くなります。)
日本ではようやく60℃以上の高熱で洗える洗濯機が登場しました。(外国では80℃以上対応の洗濯機もあるそうです。)実勢価格は28万円ほどで、これまでの洗濯機に比べてかなり高価です。現状では肌着やタオル等の洗濯に適しているそうで、色落ちの懸念があるものやアウター類はオススメしてません。ここではパナソニックの「温水泡洗浄W」のVX9800シリーズををご紹介しておきます。⇒http://panasonic.jp/wash/product/vx/onsui.html
コインランドリー
先程、洗濯機のところでも触れましたが、高温で洗うと、除菌・消臭の効果が高くなります。コインランドリーで使われている「業務用洗濯機」は50℃~80℃で洗えるものが多いです。
一度高温で除菌・消臭すると、約1か月程効果が持続するそうです。衣替えの前や梅雨時には特に良いですね。高温で洗える衣類も限定されますが、高価な洗濯機を買うよりかはお得にできます。また、毛布類などが洗えるのもコインランドリーの良い所ですね。
まとめ
「消臭」を主眼にご紹介しましたが、特に家電についてはその他の魅力的な機能は紹介しておりませんので、それぞれHP等ご覧ください。繊維の奥に染みついたにおいが取れるか、時間や手間はどれくらいかかるか衣服や生地は傷まないか、費用はどれくらいかかるかなど、選択のポイントはそれぞれです。電化製品の購入・買い替えを検討されるときには消臭もポイントを置いてご検討してください。大切な衣類をしっかりケアしてくださいね。
福永 浩士
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桑田 義久