カジュアルって何?カジュアルの定義
こんにちは。ミスターカジュアルこと、福永泰士です。
当社はパンツメーカーで、カジュアルパンツも多く企画・生産しております。
何気なく使っている「カジュアル」という言葉。なんとなく「気軽な」とか「ラフな」というイメージがあると思いますが、何をもってカジュアルなのか、どこからどこまでがカジュアルなのか難しいですね。
今回はその「カジュアル」について、紹介したいと思います。
目次
- カジュアルの定義
- フォーマルとの違い
- まとめ
カジュアルの定義
一般的な定義としまして、「格式ばらず、くつろいでいるさま。特に、気軽な服装のさま。」(デジタル大辞泉より)となっています。
この文章のままを服装でイメージすると、少しラフな格好の印象になりますね。
ファッションに関しては、ドレスコードというものがあります。
ドレスコードとはその場に適した服装のマナーのことで、大きく分けて「カジュアル」と「フォーマル」があります。ドレスコードがある時の「カジュアル」はTシャツとジーンズというわけにはいきません。ドレスコードの中において自由度は高いですが、「カジュアル」といっても何を着てもいいというわけではなく、マナーがあります。
カジュアルの中でもドレッシーな「カジュアルエレガンス」、もう少し自由度の高い「スマートカジュアル」と、シーンによって使い分けが必要な場合もあります。女性の場合はブラウスやワンピースを着用することが一般的です。
フォーマルとの違い
フォーマルとは、「公式的であるさま。形式的。儀礼的。」(デジタル大辞泉より)となっています。
「フォーマル」はドレスコードでは一番格式が高い服装で、つまり「正装」のことです。カジュアルとは正反対ですね。
結婚式や入学式で着用するようなものは「セミフォーマル」となり、2次会やパーティなどで着用するものは「インフォーマル」と呼ばれます。
カジュアルと同様に、フォーマルの中でもいくつか区分けがあり、TPOに合わせた着こなしが必要です。
まとめ
私たちアパレル関係者がよく使う「カジュアル」という言葉。実際には上述したようなドレスコードの話をすることは少なく、企画をする時や商品説明をしたりする時によく使います。
その際の「カジュアル」の意味合いとしては、綿に代表される天然繊維を使用した素材、洗い加工をしてあるもの、ジーンズテイストのもの、デイリーに着るもの、・・・などという場合に使用することが多いです。
非常に幅が広い言葉で、商品そのものや素材、着用シーンなど話の内容によって、同じ言葉でも意味合いが少し変化します。
共通していることは、「カジュアル = ラフ・何でもOK」ではなく、シーンによって使い分けが必要ということです。特にドレスコードを知っておくと役立ちますよ。
福永 泰士
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