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紀元前からある天然素材が今なお使われる理由

繊維を大きく2つに分類すると、化学繊維・天然繊維に分けられます。今回は天然繊維ついてご説明させていただきます。

目次

  • 天然繊維の種類
  • 天然繊維のメリット・デメリットは?
  • まとめ

 

天然繊維の種類

天然繊維と一言で言っても、大きく分けると2種類あり、一つは植物繊維、もう一つは動物繊維です。植物繊維は植物の繊維やワタから作られ、代表的なものに綿があります。取れる地域や綿花の種類によって品質が異なり、ワタが細く長く、撚り(より)の多いものは良品とされ、肌触りも良く、上品な光沢があります。エジプトのギザ綿、ペルーのピマ綿、アメリカのスーピマ綿、中国の新疆(しんきょう)綿は高級綿と言われています。その他の代表的な植物繊維では麻があります。

動物繊維ですが、代表的なものにウールがあります。主に羊の体毛から取り、メリノウール、カシミヤウール、アンゴラウール等は冬の定番素材として使われています。その他では、シルク(絹)も動物繊維で、蚕が口から吐き出す繊維から作られます。高級素材の代表格ですよね。

天然繊維のメリット・デメリットは?

そんな天然繊維のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット
①自然から作られた繊維なので、肌にやさしい
②比較的丈夫
③保湿性・吸水性に優れている

デメリット
①取り扱いが難しい(シワになりやすい、伸び縮みしやすい、乾きにくい)
②ウールは虫食いがある
③豊作、不作によって値段が乱高下する

まとめ

天然繊維は紀元前から衣類として使われています。ではなぜ、今現在も使われているのでしょうか?それは、人工的に作られる化学繊維(合繊)では表現する事の出来ない、快適な着心地、なにより天然ならではの人(肌)にやさしい繊維だからではないでしょうか。当社も綿や麻素材を使用したボトムを数多く企画生産しており、お客様に喜んでいただいております。今後は、天然素材のデメリットを改善し、よりお客様に喜んでいただける商品を作っていければと考えております。

 

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桑田 義久

企画、営業をおこなっております。主に国内素材の国内縫製「made in japan」を行っており安心・安全・高品質・短納期でお客様に喜んでいただける商品作りを心がけております。又、最近はベトナムでオリジナル素材開発を行い、こだわりを持った商品作りも行っております。

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