世界中のバイヤーが集まる!上海インターテキスタイル
こんにちは、フルナガタイシです。
先日、上海インターテキスタイルという中国で開催されている生地と糸の展示会に行ってきました。
世界でもトップクラスの規模の展示会で、中国をはじめ、アジア諸国を中心に多くの生地屋さん、糸屋さんが出展されています。
何年も行ってなかったせいか、残念ながら名前が正しく登録されていませんでしたが・・・
私自身はおそらく5年ぶりくらいの展示会訪問で、開催場所は変わっており、以前も相当広い会場でしたが、更にとてつもない広さの会場になっていました。
全て見てまわろうとすると3日間はかかりそうです。
だいたいは国や地域ごとにブースがまとめられて、整理されています。中国国内だけでも膨大な生地屋さんがありますが、地域ごとに得意な素材感というものがあり、ブースが地域ごとにまとめられていることで分かりやすく、探しやすくなっています。
日本からも多くの生地屋さんが出展されていました。
日本、中国以外にも、韓国、台湾、インド、ベトナムなどの生地屋さんが出展されていました。これらの国々の素材は、当社としても今まで使用してきたこともあり珍しくないのですが、普段馴染みがない国ではウズベキスタン、パキスタンなどからの出展もありました。
世界各国からバイヤーが訪れ、目当てのものや新しいものを探したり、すでに取引のある生地屋さんと商談を行ったりします。
すごい数の生地屋さんですので、なんとなく歩いても何にも見つかりません。「こういう生地を探している」というはっきりした意図がないと、思い描くものには到底辿りつきません。
自分が思い描くものと完全に一致した生地がすぐ見つかるなんてことは基本ありません。
当社としては、単純にあるものを使用するのではなく、生地屋さんや仕入先さんとしっかり話込みながら、生地から開発していきます。
展示会へ行くことで、まったく思い描いていなかったものがふと目にとまったり、ヒントを得たりすることもありますが、やはり何をつくりたいかという目的が根本です。
最後にちょっと裏話。知っている生地屋さんにこっそり聞いた話ですが、この展示会への出展料はすごい高いんです!
ブースの大きさにもよるのですが、超高級車が買える値段のブースもあります。(※写真の生地屋さんではありません)
生地屋さんからすると、展示会へ出展するメリットがあるんでしょうね。
福永 泰士
最新記事 by 福永 泰士 (すべて見る)
- カチオン糸を解説 - 2019年6月15日
- 6/4(火) オンエアー カフェタビ「歩きたくなるパンツ」 - 2019年6月1日
- アパレルにとっての平成 - 2019年4月27日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- アパレルとAI
- NEXT
- 紫外線が肌に及ぼす影響