ダウン革命!中わた開発が活発化!!
こんにちはアパレルアイの海内です。
2019年、平成最後の年になる一年ですが、秋には増税もあり、また日本中が2020年東京オリンピックに向けて進んでいく中でいつもとは異なる一年となりそうです。どのように戦っていくのか?しっかり戦略を立て、積極的に行動して行きたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします!
さて、1月に入り弊社でも19A/Wに向けての企画が本格的に進んでいますが、そんな中今注目されている素材がありましたのでご紹介します。
目次
- ダウンの代替え素材として
- 素材開発で高機能中わたを生み出す
- まとめ
ダウンの代替え素材として
近年注目されている「サスティナブル」の影響もあり、動物愛護の流れの強まりが後押しし羽毛価格がこれまでにない高値となっています。こういった事から各素材メーカーからはダウンに変わる化合繊の中わた素材の開発が積極的に進められています。
素材開発で高機能中わたを生み出す
「軽くて暖かい」素材として、今やダウンは冬のアイテムに無くてはならないものとなりました。代替えにといっても機能的にダウンより優れたものでないと消費者は納得してくれません。各メーカーは化合繊に様々な機能をプラスし従来のダウンよりも優れたものを開発されています。
・吸湿発熱や光発熱などの発熱効果があるもの
・異形断面の繊維を使用し暖かい空気を貯める蓄熱効果や保温性があるもの
・抗菌防臭機能や静電防止機能を兼ね備えたもの
などが機能の代表的な例ですが、その他にも粒わたタイプのものを使用して片寄りや吹き出しを防ぐなどのメリットもあるようです。
まとめ
サスティナブルファッションのあり方が問われる中で、ダウンに変わる中わたの開発が各社進められています。これらの高機能中わたを使用したアイテムが2019年A/Wでは最も注目されるアイテムの一つになると思います。
海内 孝治
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