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世界最強!?ミノムシの糸!

アパレルアイの福永浩士です。
以前天然繊維シリーズで「蜘蛛の糸」や「蚕の糸(生糸)」を紹介しました。
【参照】
https://blog.apparel-ai.com/production/1747
https://blog.apparel-ai.com/production/1555
実はこのほど「世界最強の糸」が見つかりました!今回はそれを紹介いたします。

目次

  • ミノムシの糸
  • スペックと用途
  • ミノムシのメリット
  • まとめ

ミノムシの糸

キューピーコーワやバンテリンで有名なあのコーワの関連会社の「興和」と文部科学省の研究機関である農業・食品産業技術総合研究所(農研機構)がこのほど、共同で研究を進めてきたミノムシの糸を商業化する技術に成功したと発表しました。
これまで「真っ直ぐ取り出すこと」が難しかったらしく、特殊な装置を使ってこの問題をクリアしたそうです。長さ数百メートルの直線の糸を取ることが出来るようになったようです。

スペックと用途

これまで「最強」と謳われていた蜘蛛の糸に比べ、糸の切れにくさがカイコの5倍、オニグモの2倍あるそうです。人間の髪の毛より細い0.01mmという細さで、軽いです。
また耐熱性にも優れ、340℃まで耐えられるそうで、樹脂と複合することで樹脂の強度を大幅に改善できることから現在考えられている用途としては、防弾チョッキ・航空機・自動車・ゴルフクラブなどが挙がっているようです。
アパレルだとどうなんでしょうね。

ミノムシのメリット

ミノムシは、餌を与えれば繰り返し糸が取れる上、共食いをしないので大量飼育が可能です。研究の中で、興和はすでに人工繁殖や大量飼育の方法と確立しているようですが、カイコほどの大量生産・大量飼育が今後出来ていくのかどうかは不透明です。

まとめ

私が今回注目したのは「世界最強」のスペックをもつ、という点もあるのですが、開発した興和という企業がミノムシの糸において、「脱石油に貢献するサステイナブル素材として開発を進める。」としている点です。アパレル製品も1着つくるのにたくさんの石油や水・電力などを使用し、環境問題への取り組みが急務とされております。この視点での取り組みを行う企業が今後支持されていくのだと思います。

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福永 浩士

福永 浩士

主に名古屋地区の営業。 経営補佐として経営計画書作成準備や各種資料の作成、情報の収集と整備をしています。助成金の申請や就業規則の見直しなど社内労務管理にも携わっています。
福永 浩士

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