ご存知ですか?ブルーサイン
アパレルアイの福永浩士です。
昨今、「サスティナブル」という言葉をよく目にします。業界新聞やニュースはもちろん、店頭でのアパレル製品についているタグなどでも見かけます。弊社のブログでも採り上げています。
参照:
https://blog.apparel-ai.com/planning/2299
https://blog.apparel-ai.com/production/2363
https://blog.apparel-ai.com/production/2374
その「サスティナブル」に大変関係が深い”ブルーサイン”について今回解説いたします。
目次
- ブルーサインとは
- 背景
- まとめ
ブルーサインとは
繊維業界の環境保護と労働者、消費者の安全に関する基準で、世界で最も厳格とされています。
最終製品に汚染物質や有害な化学物質が含まれていないかを検査するだけにとどまらず、糸から最終製品まで、素材選定、エネルギーや水資源の消費の仕方、化学物質の使用、騒音の度合い、大気や水質の汚染、労働者の健康と安全に関して細かく検査します。スイスに拠点を置くブルーサイン・テクノロジーによって運営管理されています。
この認証を受けることで、世界最高レベルの消費者の安全や労働者と環境への最小限の影響、資源の節約、これらを証明することができます。
背景
ブルーサインは、環境への負荷を低減するだけでなく、資源をなるべく使わず製造し、労働者と消費者の安全守る繊維業界へと発展すべく、コンセプトが作られ、1997年にプロジェクトとして発足しました。
糸や生地を染める染料、生地や製品を加工するときに使用される薬剤・添加物などアパレル製品が完成するまでに使用される物質がたくさんあります。その中で、人の健康や環境に悪影響を与えると考えられる全ての物質の除去を目的としています。
まとめ
日本でも参画している企業は少ないのが実態です。
しかし世界的にサスティナブルは声高に叫ばれており、この面においては日本は遅れております。「ブルーサイン」を調べても詳しく記述してあるものは少ないです。それだけ日本では関心が薄い、もしくは認知が広まっていないのかもしれません。
ブルーサイン認証がなければ仕事を発注しない海外企業も出てきているそうです。次第に日本もその潮流に飲み込まれるかもしれません。
ブルーサイン認証商品のみの売場が近いうちにできそうですね。
福永 浩士
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