アパレルのライバルは?
アパレルアイの福永浩士です。
近年いろんな媒体を通じて、「○○が△△業種に参入!」ということを聞きます。アパレルは特に参入しやすい業種なので、いろいろな業種のいろんな会社がアパレルにチャレンジしてきます。今回はどのあたりが「ライバル」になるのか解説いたします!
目次
- 現在の衣料品市場
- ライバルは異業種?
- まとめ
現在の衣料品市場
衣料消費市場は2010年を底に、実は年々少しずつですが拡大しています。
日本のファッション市場は9兆7600億円程度で、そのうち専門店による売上が5兆4800億円で市場全体の56%を占めます。専門店の「割合」がだんだん増えており、百貨店・量販店の割合が減ってきています。ここでいう専門店には、ユニクロやしまむら、良品計画のほか、青山商事やAOKIなどが含まれます。
中・高級衣料は百貨店、実用衣料はGMSという構図が、顧客ニーズの多様化により専門店が多く出現したことで崩されたのです。ただ、大手専門店も近年では売上が鈍化しており、市場シェアの維持が難しくなっております。
ライバルは異業種?
雑貨屋さんのライバルは主婦、と最近では言われているそうです。ちょっとしたものなら自分で作ってメルカリなどで販売ということがあり、中にはカリスマと呼ばれる方もいるそうです。
自動車業界も、自動車メーカー同士がライバルだったのに「自動運転」ということが始まると情報産業・電気産業がライバルとなってきます。
そうしたことを考えると、アパレルもライバルが異業種になってくるかもしれませんし、アパレルが別業種のライバルになることもあり得るかもしれません。
まとめ
どんな業種であれ「つくる能力」を持っていることはストロングポイントになります。
それが個人であれば身軽ですが、大量生産・大量仕入が困難です。生産能力をもつ企業であればその逆となりますがそれだけの販売ルートを持ち、工員を雇用していくので常に仕事がある状態をキープしておく必要があります。
生産能力を持つことは一つの強みにはなりますが、市場の支持を得られるものを考え出す能力が個人だろうが企業だろうが一番求められることになりますね。
世の中にないものを作っていくことを考えれば、ライバルは固定観念を持つ自分(自社)かもしれませんね。
福永 浩士
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