これからの時代に不可欠なインフルエンサーの存在
こんにちは海内孝治です。
今日から6月ですね。鬱陶しい梅雨の時期に突入しますが、夏物最終フィニッシュに向けて今月も頑張りましょう!
今回は近頃よく耳にする“インフルエンサー”について解説してみたいと思います。
目次
- インフルエンサー
- インフルエンサーマーケティング
- 今後のWEB販売戦略
- まとめ
インフルエンサー
インフルエンサーとは“世間に与える影響が大きい行動を行う人”を表す言葉ですが、今はFacebookやInstagram、YouTubeなどのSNSで多くのフォロワーを持つ人のように“購買意欲”に対して強い影響力を及ぼす人を指して使われています。
今の様にSNSが普及する前は,メディアでの露出が高い芸能人やスポーツ選手、文化人といった人たちがインフルエンサーと呼ばれていましたが、このところ使われている『インフルエンサー』はインターネット上やSNSで大きな影響を与える「ユーチューバ―」「ブロガー」「インスタグラマー」と言われる人たちの事を指して使われることが多くなりました。
余談ですが、冬になると毎年流行する『インフルエンザ』という語は16世紀のイタリアで“影響”を意味する言葉として名づけられた病名で、『インフルエンサー』と『インフルエンザ』の語源は一緒なのです。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、特定のコミュニティにおいて強い影響を与えるインフルエンサーを企業が活用して消費者の購買行動に影響を与えるマーケティング手法です。
趣味や好みが細分化したこの時代には、これまでの企業が不特定多数の消費者に対してメッセージを発信する“マスアプローチ”よりもSNSなどのコミュニティを利用して行われる“インフルエンサーマーケティング”が購買意欲の向上に効果的と注目されています。
企業はターゲット層に大きな影響を与える“インフルエンサー”に商品やコンテンツを実際に利用してもらい、そのプロセス感想をブログやSNSを使って宣伝して、それをフォローワーによって“拡散”されることが狙いのひとつになります。
今後のWEB販売戦略
米国広告主協会が158のブランドを対象に行った調査によれば、対象の75%のブランドがインフルエンサーマーケティングを活用しており、その半数近くの(43%)が今後の一年間でインフルエンサーマーケティングの予算を増やす計画だと回答したそうです。
今後のWEB販売にはターゲットのお客様の心をつかむインフルエンサーの存在が不可欠という事です。
まとめ
ファッションや趣味、休日の過ごし方、考え方など商品者の好みは細分化しています。
それぞれのターゲットを見極め、そのターゲットに影響力を与える人を活用することが大切です。
近頃の小学生の将来の夢にも、『歌手になりたい』という子供より、『ユーチューバー』『インスタグラマー』になりたいという子供が目立つようになったと言われています。
ターゲットに影響力を与える『インフルエンサー』になることも戦略のひとつですね。
海内 孝治
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