紫外線（UV）カットしてくれる素材や方法を解説！

公開日： 2018/04/12 : 最終更新日：2018/04/12

アパレルアイの桑田です。4月も中旬をむかえ、段々と日差しが強くなって日中は本当に暖かくなりました。肌寒い日は太陽光を浴びると暖かくて気持ちいいですよね。しかし太陽光には肌に害を及ぼす紫外線があります。今回はそんな紫外線をカットしてくれる素材や方法ついて解説したいと思います。

紫外線とは？
紫外線をカットする素材や方法！
まとめ

紫外線とは？

そもそも紫外線って何なんでしょう？
簡単に言うと、目には見えない太陽光（不可視光線）で、波長が最も短いものです。反対に波長が長いものが赤外線です。ではなぜ紫外線の事を「UV」と呼ぶのでしょう？目に見える可視光線は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色（虹色）で構成されています。紫外線は紫の外側に位置すると言われ、「紫を超えた」【ULTRA-VIOLET】が語源で略して「UV」と言われています。太陽光成分の割合は、紫外線6%　可視光線52%　赤外線42%で紫外線はたったの6%しかありません。その紫外線のうち、波長の長い順にA・B・Cと分けられ、AとBが地上に到達しており、Cはオゾン層に吸収され地上には到達していません。しかし、このCが最も生物に害を与えると言われ、地球温暖化によりオゾン層の破壊が進むと、Cが降りそそぎ様々な影響が起きると懸念されています。そういったこともあり、世界的に地球温暖化対策が進められています。

紫外線をカットする素材や方法！

そんな紫外線をカットしてくれる素材・衣服があればい~なぁ~。。。化粧品はたくさんあるのに。。。
あるんです！当社にも紫外線をカットしてくれる商品がたくさんあるんです！以前のブログで「白い生地でも透けないのはなぜ？仕組み教えて」でも解説したように、紫外線は光なので、光を遮断すれば肌に及ぼす害が少なくなります。糸の中に酸化チタン（セラミックのようなもの）を混合させることにより、光を反射させ紫外線をカットします。あわせて、糸の断面を十字型や星型にすることで面積を広げ、光の透過率を抑えます。さらに効果を上げたい方は濃色の商品をお勧めします。濃い色は光を通しませんから。紫外線対策の商品をご購入される際は、商品についているラベル（下げ札）を参考にされると良いですね。最近の商品には必ず、機能性について説明してあります。

まとめ

長年にわたって紫外線を浴びていると、シミやシワ、肌荒れ、老化が進み、最悪の場合は皮膚がんを誘発する恐れがあります。また、年を追うごとに肌の抵抗力が衰えていくので、年配の方はより紫外線への注意が必要です。当社はパンツ（ボトム）専業メーカーですが、紫外線対策の商品を豊富に取り揃えております。興味のある方は是非お問い合わせください！