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備後が繊維のまちと言われる理由【企業編】

営業部の福永浩士です。
私のブログでは過去2回、“備後が繊維のまちと言われる理由”と題し、【エリア編】【歴史編】とお届けしてきました。今回は【企業編】ということでご紹介いたします。

 

目次

  • 上場企業
  • ワーキング
  • デニム
  • 婦人服
  • まとめ

 

上場企業

福山市のアパレル関係の企業で上場されていらっしゃる企業がございます。
紳士服販売の青山商事さん。「洋服の青山」だけで800店舗以上、関連ブランドを合わせると1500店舗を超えて展開されていらっしゃいますが、元々は府中市で1店舗から始められた洋服店でした。最近では有名人をCMに起用し、レディース部門も好調なようです。
ワーキングウェアで有名な自重堂さん、昨年12月に上場されたマツオカコーポレーションさんがございます。

 

ワーキング

ワーキングではスポーツテイスト、カジュアルテイストの作業着が好調で、カラフルなものや女性向け、最近では空調付きの作業着など、いろいろなアイデアでものづくりをされていらっしゃいます。
クロダルマさん、サンエスさん、ジーベックさん、藤和さん、バートルさん、ビッグボーンさんなどたくさん企業がございます。

 

デニム

デニムの産地は岡山県の児島や倉敷をイメージされる方も多いかもしれません。実際製品として取扱いされているのはその地域が有名なのですが、「デニム生地」というと断トツで福山です。カイハラさんのデニム生地はユニクロでも使われており、デニム生地の国内シェアは50%を超えます。かつては福山にもジーンズメーカーがたくさんありましたが、縫製工程を中心に中国などアジア各国に依存するようになり、福山のジーンズメーカーは減りました。
当社のものづくりではジーンズメーカーのノウハウを活かして細部にこだわりつくりこんでいます。

 

婦人服

モンペ・絣を大量に作ってきた歴史的な背景からも、「レディースパンツ」に特化している企業が多くあります。有木さん、アリフクさん、大村産業さん、佐々木要右衛門商店さん、大盛センイさんなど。トップスではインデップさんが有名です。各社それぞれ特長を活かしたものづくりをされていらっしゃいます。

 

まとめ

本日ご紹介したのはごくごく一部の企業です。
「縫製だけ」「企画だけ」「染色だけ」など特化した企業がたくさんあります。
同じ分野でも取り扱うアイテムや設定上代やターゲットが違ったり、販売方法や販売先の業種も違ったり、と各社で特色があります。過去2回分のブログを含め、アパレルと備後(福山)のこと、少しでもご理解いただければ幸いです。

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福永 浩士

主に名古屋地区の営業。 経営補佐として経営計画書作成準備や各種資料の作成、情報の収集と整備をしています。助成金の申請や就業規則の見直しなど社内労務管理にも携わっています。

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