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アパレルとABC分析

アパレルアイの福永浩士です。
多くの業種において発生する「在庫」。回転していくものもあれば、そうでないものも。できるだけ不良在庫は発生させたくないものです。
そんな中、お役に立てるかもしれない「ABC分析」というものを今回ご紹介いたします。

目次

  • ABC分析とは
  • 分析の効果
  • 当てはまらないケースも
  • まとめ

ABC分析とは

ABC分析は重点分析とも呼ばれ、様々な分野で応用可能な分析方法です。
アパレルで当てはめると、まず商品を売上高順に並び替えます。その次に各商品が売上全体の何%を占めているかを計算します。
仮に5商品(Ⅰ~Ⅴ)あって、最も売上割合が高い商品(Ⅰ)の比率が45%だったとします。その次(Ⅱ)が25%、その次(Ⅲ)が20%、その次(Ⅳ)が7%、最後(Ⅴ)が3%と仮定します。
売上割合が上から順に合計していき、70%になるまでをAクラス、70~90%になるまでBクラス、90%~100%までをCクラスに設定すると、
商品(Ⅰ)と(Ⅱ)がAクラス、商品(Ⅲ)がBクラス、商品(Ⅳ)と(Ⅴ)がCクラスに分類されます。
この3段階に分けて分析する手法をABC分析と呼びます。構成比でABCの3種類に分けるのでABC分析と呼びます。特にABCが何かの頭文字というわけではありません。

分析の効果

実際に統計を取ると、上位2割の商品で全体の8割の売上を作っているということも良くあります。俗にパレートの法則とも呼ばれています。
分析をすると、おのずとどの商品を店頭に出すのか、力を入れて販売するのかが見えてきます。勘に頼らずとも、顧客の購買行動に基づいた効果的な戦略を練ることができます。
今回は売上高と商品で例示しましたが、ブランド別や利益額などいろいろな項目で分類することができます。どこに重点を置いて分析するか、ということが大事です。

当てはまらないケースも

商品も特殊な用途だったり、頻度が低いものになればなるほどニッチなものになります。そういう商品の購入はインターネットが最も利便性が高く、向いています。なので、インターネットでは売上比率が低い商品でもそういった特殊な商品であれば需要自体はありロングテールで売れることもあることから、「売上低いから商品構成から外す」という判断が適さない、ということもあります。

まとめ

この分析手法をうまく活用できれば、より効果的な戦略を打てるでしょうし、不良在庫を発生させない仕組みづくりができるかも知れません。分析結果が目に見える形で表せるので、どの商品で展開していくのか社内で共有しやすくなります。同じ会社でも、展開している店舗や地域、顧客属性によっても変わるかもしれませんね。
特にアパレルは在庫リスクがつきものです。今回の分析手法が皆様のお役に立てれば何よりです。

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福永 浩士

福永 浩士

主に名古屋地区の営業。 経営補佐として経営計画書作成準備や各種資料の作成、情報の収集と整備をしています。助成金の申請や就業規則の見直しなど社内労務管理にも携わっています。
福永 浩士

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