今治タオルの歴史と基準
こんにちは。福永泰士です。
先日、掃除用の雑巾を新しくしたのですが、その雑巾を見てビックリ!今治タオルでは・・・外を拭く雑巾なのに・・・
なんて贅沢な雑巾なのでしょう。
という出来事から、今回はそんな今治タオルについて解説します。
目次
- 今治タオルの歴史
- 今治タオルの品質基準
- まとめ
今治タオルの歴史
江戸時代から今治は綿織物の産地で、タオルは主要産業の一つでしたが、海外製の安価なタオルが大量輸入されるようになり、バブル崩壊とともに、タオル産業は衰退していきました。
必死に売り出してもなかなか売れていませんでしたが、そんな折、中小企業庁が手掛けた「JAPANブランド育成支援事業」に今治タオルが採択されました。
ブランディングに長けた佐藤可士和氏とプロジェクトとして取組み、ブランドマークやロゴの作成、独自の認定基準、タオルソムリエ制度などを導入し、段々と認知されるようになりました。
今治タオルの品質基準
ご存知の方も多いと思いますが、代表的なことは「水につけると5秒以内に沈む」ということです。しかも未洗濯の状態、3回洗濯した状態 両方とも沈まなければ合格になりません。非常に吸水性に優れているということが言えます。
その他 基準は多少アパレルとは違いますが、染色堅牢度や物性も当然 基準が設定されています。
まとめ
今や誰もが知っている今治タオル。非常に気持ち良く、お土産やお祝いなどにも喜ばれますよね。
今回このブログを書きながら感じたことは、良い商品をつくるのはもちろんのことですが、いかに良さを知ってもらうか、いかに価値を感じていただくかということです。
ただ商品をつくるのではなく、良さを知っていただく手法も非常に大事だと感じ、実践していきたいと思います。
福永 泰士
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