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将来 確実なこと

アパレルアイの福永浩士です。
前回のブログの中で、「見込生産は在庫リスクがつきもの」と書きました。
(参照:https://blog.apparel-ai.com/overseas/2268
見込んで生産するので、いろんなことを予測します。デザイン・色などの流行などは毎シーズン予測します。今回は「毎シーズン」というような短期的なものではなく、長期的な予測における「確実なこと」を解説します。

目次

  • 暑くなる
  • 人口が減る
  • まとめ

暑くなる

環境省が作成した2100年の天気予報があります。
(参照:http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/topics/20180820-01.html
それによると、2100年の夏の最高気温は44度、全国各地で30度以上、真夏日は3か月以上続きます。また、台風の風速は90m/sを超え、竜巻級になっています。これは環境省が「警告用」で作成したそうで、どの程度確信めいているのかは分かりかねますが、いずれにしても「暑くなる」というのは間違いなさそうです。
私が小学生のころは天気予報で34℃と聞くと驚いていた記憶があります。今の大人が学校に行くと、暑さに耐えられずとても集中して勉強できる環境にないことを実感するそうです。来夏までに全小学校にクーラーを設置できるよう、政府は予算を組むそうです。
歴史的な流れで見ると、1800年代の産業革命以降、気温が上昇しているのですが、ここ30年の気温の上がり方はさらに急激なので、80年後の2100年に夏の気温が40℃を超えるのが当たり前、と言われてもおかしくはない気がします。
暑くなると、夏物が売れるのか、それとも買いに来る人の出足が鈍るのか。暑くなることは確実で、対策は多方面から考えておくことが必要です。

人口が減る

日本においては今後40年かけて、人口は減る一方です。今人口が集中している東京都でも2025年から減り始めるそうです。総人口も減りますが、労働人口も毎年100万人減ります。(団塊の世代の出生数約200万人ー現在の出生数約100万人)自社の商品を購入してくれる人も減ります。
ターゲットを増やすのか、人口減に合わせて縮小するのか、AIロボットを導入するのか、海外へでるのか。これはアパレルに限らず全業種に共通することではないでしょうか。

まとめ

未来のことを確実に当てるというのは難しいですが、ある程度予測すること、知ることはできます。
もっと多面的に捉えることも大事ですが、「暑くなる」「人口が減る」という2点だけでも考え対策しておくことができると思います。
そんな中で、どう判断していくのか、実行に移していくのか。その変化が生き残りへつながっていくのだと思います。

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福永 浩士

主に名古屋地区の営業。 経営補佐として経営計画書作成準備や各種資料の作成、情報の収集と整備をしています。助成金の申請や就業規則の見直しなど社内労務管理にも携わっています。

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