国内染工場の現状を解説!
公開日:
:
最終更新日:2019/01/24
アパレルアイの桑田です。
今回は、国内の染工場の現状について解説したいと思います。
目次
- 原料価格は?
- 生産スペースは?
- まとめ
原料価格は?
一言で云えば、原料価格は上昇しております。
分散染料、スレン染料共に中国からの輸入が多く
環境を無視して安価な物作りをしていた染料工場はなくなり、品薄状態が続いております。
また国内の染工場では、小ロット、短納期を求めるユーザーが増え、残業や休日出勤の増加でコストアップになっております。
生産スペースは?
価格転嫁できない染工場は廃業に追い込まれ、残った染工場に注文が集中し生産スペースは不足しております。
ファッション業界の低迷からは想像もつかない、価格上昇、生産スペース不足が続いております。
まとめ
追い打ちをかけるように、物流費(運賃)の上昇もコストアップの大きな原因になっており、今後どのように他社と差別化をはかり、市場のニーズにタイムリーに商品提供できるかが大きなカギになると感じます。
The following two tabs change content below.
桑田 義久
企画、営業をおこなっております。主に国内素材の国内縫製「made in japan」を行っており安心・安全・高品質・短納期でお客様に喜んでいただける商品作りを心がけております。又、最近はベトナムでオリジナル素材開発を行い、こだわりを持った商品作りも行っております。
最新記事 by 桑田 義久 (すべて見る)
- 織編組織名の由来について解説!第一弾はモザイク柄! - 2019年6月20日
- 5月の百貨店商況! - 2019年6月6日
- 台湾出張してきました! - 2019年5月30日
ブログの読者になる
ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
関連記事
リッチパンツ|リッチな秘密
福永 泰士
- PREV
- 紡績について解説します。
- NEXT
- 続・アパレル業界人が持つ「出張カバン」