変化できる企業が生き残る
アパレルアイの福永浩士です。
先日、企業変革に関するとあるセミナーを聴いてまいりました。そこで学んできたことの一部をご紹介いたします。
目次
- 成功体験を脱却した他社事例
- アパレルでの環境変化
- まとめ
成功体験を脱却した他社事例
最近CMでも有名な「AGC株式会社」という会社です。以前の社名は旭硝子株式会社です。現在でも世界No.1のシェアを誇っていますが、“ガラスだけの会社ではない”という意思表示を内外に示すために社名変更したということです。特に内部でガラスにこだわっていた社員に対する強いメッセージ、意識改革とのことでした。
カゴメ、と聞くと何を思い浮かべますか?私もそうですが、「トマト」ですよね。しかし、カゴメ株式会社のHPの長期ビジョンにもありますが、「トマトの会社から野菜の会社に」とあり、人々の健康のソリューションカンパニーになる、と宣言されています。
2兆円の純利益を誇るあの「トヨタ」も“カーメーカーからモビリティカンパニーへ”と宣言されています。2018年10月にはソフトバンクと提携して新会社を設立しております。しかもトヨタからソフトバンクへ歩み寄り、新会社への出資比率もソフトバンクの方が上回っています。トヨタの焦りと本気度が伺える事例です。
各社とも業界No.1の大企業です。そんな大企業であるにも関わらず、かつての成功にあぐらをかかず、変革に取り組んでいます。
アパレルでの環境変化
「メルカリ」などのCtoCや「エアークローゼット」などのレンタルサービスが広がっています。それが広がった背景は、当然インターネットやスマホの普及があります。GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)といわれる世界を代表するベンチャー企業がこれまでのビジネスの常識や既存の価値観を大きく覆しています。「買うより借りる」「モノを持たない」という価値観が広がれば、「販売」しかしていない会社のシェアは確実に減っていくことになります。
まとめ
企業として「生き残り」「勝ち残り」ということを考えたとき、世界的企業でさえも変革しています。業界内で業界のトレンドのみを追っていくと、いつの間にか誤った方向へ進んでいることになるかも知れません。大きな視野で何が起きているのかを捉え、向き合い、正しい方向へ踏み出せるよう取り組んでいきたいと思います。
福永 浩士
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