糸の番手とは?解説します!
生地を織り成す糸。生地と生地を縫い合わせるのも糸。糸はさまざまな製品を作る過程で必要不可欠な素材です。
そんな「糸」。
色々な太さがあるのを見かけたことがありませんか?例えば今着ている衣服を見てみてください。
生地を織り成している糸と縫製に使われている糸の太さが異なっていますよね。今回は、一般的に色の太さを表していると認識されている糸の番手について解説します。
糸の番手とは?
番手とは、糸の太さの目安を表す単位。数字が大きいほど細い糸、小さいほど太い糸となります。
ただ、正確には糸の太さではなく、一定の重さに対して長さがいくらあるかで測定します。重さ1ポイントで長さ840ヤードの糸が1番手の糸とされていて、番手の数字が大きくなるほど細くなっていきます。
例えば、重さ1ポンドで840ヤードの糸と、重さ1ポンドで1680ヤードの糸だと、後者のほうが細い色だということはイメージできますよね。
番手はあくまでも「一定の重さに対しての長さ」で決まっているので、同じ素材、同じ重さの糸でも撚りが甘いと糸は太く、逆に撚りが強いと糸が細くなります。番手が同じでも太さが同じとは限りません。
中山 悟
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