当たり前に使っている“ブランド”という言葉|その意味を解説します!
普段、当たり前の様に使っています”ブランド”という言葉ですが、意味合いは何となく理解していると思いますが、ちゃんと説明してと言われるとちゃんと説明が出来ませんでした。今回はその”ブランド”の説明を解説します。
”ブランド”とは?
一言で説明すれば、他の製品と区別する『記号』という事になります。
ファッションに限らず、一般に販売されている製品には必ず「ブランド」が付いています。「日本語で表現するなら「商標」です。これは同じ商品、例えば、同じ洋服でも他(社)の商品との違いを明確にするための「記号」です。商標は特許と同じように法的にも保護され、現在はロゴや象徴的な柄など「意匠」も登録することができます。しかし、”単なる”記号ではありません。
ファッション製品でブランドと言うと、大きく以下の3つに分類されます。
・創業デザイナーの名前か、ブランドを象徴する名称を付けたデザイナーブランド
・企業名を付けたコーポレートブランド
・工場(メーカー)の名前を付けたファクトリーブランド
ただし日本国内を見渡すと、”ブランド”が指すところはやや特殊です。世界的にブランドと言うと、上記の3種類ですが、日本ではデザイナーブランドのほか、ブランドの考え方やイメージを言葉に置き換えた名称が主流となっています。
中山 悟
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