2020年の天気がおかしい(1月)

アパレルアイの福永浩士です。
広島県ではまだ「初雪」が降らず、最も遅い初雪記録を更新することが確定したようです。
さて、最近の天気がどうなっているか解説します。

目次

  • 偏西風がおかしい!
  • 南岸低気圧って何!?
  • まとめ

偏西風がおかしい!

この時期の偏西風がどうやら例年に比べて北の位置で流れており、その偏西風が北からの寒気をブロックして、冷え込みが弱くなっているそうです。「冬型の気圧配置」になりにくくなっている原因のひとつです。

南岸低気圧って何!?

1月から4月にかけて日本列島の南岸を、発達しながら東へ進んでいく低気圧のことです。これは「寒気」を運んでくるので大雪や大雨になりやすいです。
特に偏西風の流れが北上しているときは、この南岸低気圧が広い範囲で影響を与えることが多く、大雪や大雨になりやすく、現在の見込みでは1月末から2月上旬にかけて南岸低気圧が来るようです。

まとめ

この冬も結局「暖冬」なんです。
長期予報もことあるごとに見てますが、いつもより高い確率で「気温が高く」、「降雪(雨)量が少ない」とのことです。
スキー場も大打撃ですが、我々アパレルも冬物衣料が思うように売れてないところが多いです。昨年の冬も暖冬、直近の夏は冷夏、そしてこの冬が暖冬でアパレルにとってはいい流れではありません。
天気に左右されない商品づくりも大切になってきますね。