花粉を寄せ付けない|衣類の花粉症対策
こんにちは。アパレルアイの海内です。
今年の冬は例年に比べて暖かい日が多かったせいで、東北地方から九州地方まで広い範囲で飛散量が例年よりも多い予報となっています。また例年よりも早い時期から飛散しており、すでに花粉症に悩んでいる人が多いようです。
そこで今回は花粉症対策について紹介してみたいと思います。
目次
- 花粉を持ち込まない
- 上手な洋服選びで花粉をガード
- 洋服に花粉を付きにくくする工夫
- まとめ
花粉を持ち込まない
花粉を屋内に持ち込まないようにする事も大事な花粉症対策です。外出時に洋服に付着して屋内に持ち込まれる量が想像以上に多いそうで、ある調査では窓を開けて一時間の換気によって窓から侵入する花粉の量に比べて、花粉が付着しやすい素材の洋服に付着した花粉量が約6倍の量だったという実験結果もあるようです。外出先で付着した花粉は玄関で丁寧に払い落とすことも大きな対策となります。
上手な洋服選びで花粉をガード
衣類への花粉の付着を防ぐには、洋服の素材を考えて選ぶことが重要です。花粉が付きにくい衣類を選ぶポイントは大きく2つ。素材と静電気です。衣類の中でウール、モヘア、コーデュロイなどの表面に凹凸感のある素材は花粉が付着しやすい素材です。一方でトレンチコートやナイロンやポリエステル素材のジャンパーなどは表面がツルツルして花粉が付きにくくなります。同じポリエステルでもフリース素材は静電気が起きやすく花粉が付着しやすくなります。また素材だけでなくカバンと衣類が擦れるももの辺りやおへそ周り、そして歩くときに摩擦するふくらはぎや裾も静電気が起きやすい場所なので注意が必要です。花粉が付着しやすい素材を選ぶ場合は静電気防止スプレーなどを活用して花粉の付着を防ぐようにしましょう。
洋服に花粉を付きにくくする工夫
さらに花粉対策を強化したい時や、花粉が付きやすい素材の洋服を着ないといけない日には対策グッズを使用し、日々の生活の中で出来る工夫をしてみましょう。まずは先程も紹介した静電気防止スプレー。お出かけ前にシュッとスプレーすると効果があります。次に紹介したいのは衣類プロテクター機能付きの消臭スプレーです。消臭、抗菌作用だけでなく、花粉やPM2.5、黄砂、ハウスダストなどが静電気によって付着するのを防ぐ効果があります。
また洗濯の際に柔軟剤を使用することも効果があります。但し柔軟剤を使用しても良い衣類とそうでない素材がありますのでご注意ください。
まとめ
毎年苦労される方が多い花粉症ですが、少しでも症状を悪化させないように日常生活の中で工夫をすることが大切です。外出先から屋内に入る時、パッパッと洋服や髪の毛に付着した花粉を払い落とすだけでも効果があります。是非、洋服選びなども参考にしてみてください。
海内 孝治
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