
マネキンのことご存知ですか?
アパレルアイの福永浩士です。
今回はアパレル業界とは切っても切れない、衣服の展示に必要な「マネキン」についてご紹介いたします。
目次
- なぜ「マネキン」?
- マネキンとトルソーの違い
- まとめ
なぜ「マネキン」?
マネキンのスペルは「mannequin」と表記します。英語・フランス語共に同じスペリングです。フランス語で読むとマヌカン、英語読みだとマネキンとなります。
日本にこの言葉が入ったときに、どう発音するか迷い、「マヌカン(招かぬ)よりもマネキン(招金)だろう」ということからマネキンになったと言われています。当初は衣服展示用の人形ではなく、化粧品の「実演宣伝販売促進員」を意味する言葉として使われていました。
マネキンとトルソーの違い
マネキンは全身、トルソーは胴のみです。
それ以外のものについてはいろいろ呼称があるようです。
↓これは「パンツトルソー」↓
トルソーについては「ボディ」ということもあります。語源が違うだけです。トルソーの語源はイタリア語から、ボディの語源は英語からです。
またマネキンはFRP製で白塗装仕上げ、トルソーは金型によるプラスチックもしくはスチロール製のものが一般的です。
まとめ
先日私のブログでも紹介しましたが、「VMD」が売れ行きに左右します。マネキンもVMDの大切な要素です。現在店頭ではいろんなマネキンがあります。ゴルフスイングをしているもの、スタートダッシュをしているもの、ヨガのポーズをしているもの。赤ちゃんもあります。
マネキンは無表情が一般的ですが、子供服売場の子供サイズのマネキンには表情があったりします。でも目を開けているとじっと見られているようでイヤ、との声から目は閉じたものが多いそうです。
店頭でマネキンを見かけたときは「招金」を思い出してください(笑)

福永 浩士

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