アパレルの店舗の在り方が変わる!?
アパレルアイの福永浩士です。
デジタル化の波がどんどんアパレルの現場へ来ています。今回は「店舗」に押し寄せている波を紹介いたします。
- 購入方法の変化
- 店舗の見せ方
- まとめ
購入方法の変化
アパレルに限らず多くの業界において、店頭で現金やカードで支払い、その場で商品引き渡しというスタイルが通常です。現在アパレルで少しずつ出てきているのが店舗で試着し、気に行ったら商品タグに記載のQRコードを読み取りその商品をスマホ上で決済して、商品は後日手元に届くという形です。
全商品をその対応にしてしまうと、すぐその場で着用したい、持って帰りたいの声には応えられないですし、スマホを持っていない、持ってくるのを忘れたという方への対応も考えなければなりません。また、発送料の負担の問題は出てきます。
一方で買い物の荷物が減ること、発送時にチラシなどを同梱することで商品やお店のPRができること、店舗内での在庫を多く持つ必要がなくなるので、在庫置き場が有効に使えるようになり在庫管理も簡単になります。
店舗の見せ方
大手SPAは既にその方法を進めています。バックヤード兼物流センターを郊外の安い土地に構えて倉庫代を削減し、バックヤードの整理に使う時間の削減と店舗スペースの有効活用を実現しています。
たくさん店頭に商品をおいても全てを見比べられるお客様はほぼいません。着用するシーンを演出しながら、自分が着用している場面を想起させ、購買につなげる見せ方が増えています。
モノとコトが連動する演出方法ですね。
まとめ
スマホの普及率が高く、政府もキャッシュレス化を進めています。またアパレルでは競争が激しく、在庫過多の状況にあります。同じものでも見せ方ひとつ、言葉ひとつで売れ行きが変わってきます。
お客様の視点からの「あの店舗に行く」メリットや、店舗運営効率をどういう視点から追求していくかが大事ですね。
福永 浩士
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