ZOZOスーツで計測してみた

公開日： 2018/09/21 : 最終更新日：2018/09/21

アパレルアイの福永浩士です。
ZOZOTOWNの前澤さんが月に行かれるそうですね。羨ましい…
さて、これまで何度か採り上げてきたZOZOスーツですが、話題にするだけではなく実際に着てみようと思い注文しました。

届いた
計測した
注文した
まとめ

届いた

ZOZOTOWNが配布しているボディスーツが8月に届きました。
箱を開けると、

上下セットの全身タイツみたいなのが出てきます。白い丸の部分がセンサーです。

計測した

全身タイツみたいなのを着て、アプリの音声に従って計測。1周回る間に12回撮影します。撮影が終わると、すぐに自分の3Dスキャンされた画像が出てきます。

この画像は数値表示をしてありませんが、実際は、首回り・腕周り・胸囲・ウエスト・腕の長さ・腰骨上のウエスト・ヒップ・太もも周り・ふくらはぎ回り・足首周り・股下の各数値が表示されます。
画像は斜め後ろからの姿のスクリーンショットですが、1周ぐるっと見ることができます。
自分の体形を客観的に見て愕然とします…

注文した

とりあえず、ビジネススーツとシャツ、ストレートとスキニーのジーンズを注文、ジーンズが先日届きました。ラベルもなく、サイズ表示もありません。箱を開け、袋から出すとすぐ着用できます。
やはり自分サイズはピッタリです。当たり前ですが。ふくらはぎが思いのほか太いので、スキニーは苦手だったのですが、自分サイズのスキニーはお気に入りです。
欠点としては「メルカリ」などでは売りにくいこと、縫製が若干気になることなどがあります。やせたり太ったりでサイズ変わると意味がないのは既成サイズでも同じですね。
キチンと計測していればおそらく問題ないのでしょうけれど、計測の仕方が悪かったのか、ボディスーツの異常か分かりませんが自分サイズとは全く異なったものが届いてトラブルになっているケースもあるようです。
ZOZOTOWNではブラジャーも開発されているらしく、実現すれば女性が下着売り場で第三者に計測されるという苦痛から解放されるようです。ただ、「体型データ」という個人情報が管理されるということはありますが…
個人的には礼服が欲しいなと思います。

まとめ

着てみて思うのは、やはり「自分にピッタリ」というのは何とも言えない感動があります。時々当社にも寄せられる「私にピッタリなんです。他の色の在庫が無いですか？」というお問い合わせも分かる気がしました。ここまでくると既製品メーカーとしては脅威に感じます。
ユニクロやZOZOTOWNができないことが何なのか、太刀打ちできるところは何か、しっかり見極めて取り組んでいくことが肝要だと思いました。