【レポートシリーズ】空調服を着てみた2019夏

公開日： 2019/08/16 : 最終更新日：2019/08/16

アパレルアイの福永浩士です。
今すごい勢いで売れている「空調服」を実際に購入しました。その体験レポートをお届けします!

空調服とは
購入時に説明
歴代空調服との違い
着用してみた
まとめ

空調服とは

上着の腰のあたりに左右に1個ずつファン（小さい扇風機みたいなもの）がついた服（主に作業服）のことです。
ファンの力で外部の空気を服の中に取り込んで、服の中や体を風で冷やすものです。
炎天下で作業する方のために活躍する服ですが、日本も夏には猛暑になりますので、今ではゴルフや野外ライブ、スポーツ観戦、野外作業時などに役立つので用途も広がりつつあります。
ほとんどが地元福山のワーキングメーカーが製造しております。ウェア+ファン+バッテリーで大体15,000円～20,000円くらいです。ファンの取り外しもできるので洗濯も可能です。

購入時に説明

ネットで購入しようとしましたが、希望の色・サイズはなかなか在庫が見つかりません。堂々と「今季分販売終了」と書かれているものもあります。結局店頭に行ったのですが、希望のものはなく近いものを購入しました。取扱説明書はあるのですが、レジの方が丁寧に説明してくださいました。ファンの持ち方、方向、取り付け方・外し方、バッテリーの充電、差込口、操作方法など。
ネットで買うとここまでの丁寧さは無いのでとても助かりました！

歴代空調服との違い

開発された当初は長袖しかなかったのですが、今では半袖やベストタイプのものが出ております。風が抜けるので効果が高くなるようです。またファンの向きがまっすぐなものだけだったのが斜めタイプ（+2,000円くらい）も出ており、バッテリーについても充電可能なもの、ハイパワータイプのものが出ております。

着用してみた

先日ゴルフに行ったときに着用してみました。
ずっと電源をいれてラウンドしたのですが、バッテリー切れや誤作動等もなく本当に涼しかったです。風量は上から3番目の「弱」で十分でした。音に関してラウンドする仲間に聞いてみましたが、そこまでは気にならなかったようです。一番の欠点は「重さ」です。バッテリーとファンがついた服ですから下へ引っ張られる感じで、フォームにも影響が出ます。バッテリーと服の素材についてはまだまだ伸びしろがある服です。カジュアルなもの、薄手のものは少ないので、メーカーさんには期待したいです！

まとめ

ファンの音、子供用・女性用は無い、ガスなどが近くにある時は危険、値段が高いなどのデメリットはありますが、どうしても炎天下で外出や作業がある場合、有ったら嬉しい一着です。個人的には買ってよかったと思います。（ただしゴルフの時にはもう着用しないと思います。）
私の周りには夏休みの子供のプールの監視員をするときに着用するとか、草むしりや洗車の時に着用するなどしています。但しBBQやキャンプなど火やガスが近くにある時は使用は厳禁です。
今後はバッテリーの軽量化、専用ウェアの素材開発などがまだ進んでいくような気がします。暑い夏を涼しく過ごせる服、価値ある一品です！