アパレル関係者なら知っておきたい!?起毛の4つのトリビア
営業部の福永浩士です。
起毛とは、針状のもので布の表面をひっかいて、毛羽立たせる加工のことです。
今さら…って感じかもしれませんが、今回は思わず”へぇ~”と言ってしまいそうな、起毛に関するトリビアをご紹介いたしますね。
目次
- 起毛の効果
- 起毛の歴史
- 全自動起毛機は無い
- アパレルアイと起毛
- まとめ
起毛の効果
起毛は「温かい」「保温」という事をイメージしますが、その他にも“生地が柔らかくなる”“外観がぼんやりする”
といった効果もあります。
起毛の歴史
日本では江戸時代から起毛の歴史があるそうです。
植物のイガやアザミの先をとがらせた針で起毛をしたそうです。
世界レベルですと、ポンペイの壁画に描かれていたとか。
1855年のパリの万国博覧会には「起毛機」が出展されていたそうです。
全自動起毛加工機は無い
先程「起毛機」と言いましたが、“全自動”の起毛機は無いそうです。
糸・布・針・加工…など条件が異なり無数のパターンがあるので、全自動は難しいようです。
未だに職人さんの感性によるところが大きいみたいですね。
アパレルアイと起毛
そんな職人さんに手掛けていただいている「起毛」ですが、布地を少しだけかいた、短い起毛のことをのを「微起毛」といいます。
これをもじった「美起毛」はアパレルアイの登録商標です。
まとめ
冬になると必ず出会う起毛素材。
「全自動起毛加工機は無い」というところからも、あたたかさを感じますよね。
起毛を見かけたとき触れたとき、今回のトリビアを思い出してください。
福永 浩士
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福永 浩士