ストライプインターナショナルの石川康晴社長
アパレルアイの福永浩士です。
「earth music & ecology」を始め、世界で30以上のアパレルブランドを展開している企業、ストライプインターナショナルの石川社長の講演を先日聴いてまいりました。今回はその時の話をご紹介いたします。
目次
- 経営者としての話
- こぼれ話
- まとめ
経営者としての話
とりあえずどんなことがあってもポジティブな言葉を発する。
この業界にいると、いい時もあれば悪い時もあるというのが分かってくる。いつか晴れるということも分かっているので、それまで頑張る。無風であればあえて追い込む。
会社には「戦略」が好きな人もいれば、「現場」に適性がある人もいる。お互いを理解しなければ前に進まない。
トップはジェネラリストであることを求められるが、得手不得手がある。不得手な部分を補う人との出会いが必要。幅広いことに興味を持ち、情報を集める。それぞれの文化を否定しない。トップの知識見識が薄弱で固定観念が強いと素晴らしい社員の意見が通らなくなる。だから常にいろんな分野、いろんな世代のことに興味を持ち学び続ける。
というお話を聞かせていただきました。
こぼれ話
服が好きで、お年玉を貯めて年に一度服を買いに行った。それを何年か続けた中学生のころ、、「毎年来てくれているね。将来服屋さんやったらいいんじゃない?」と声を掛けられたのがきっかけ。最初は4坪ほどのお店で、拾ってきたテーブルとかを利用しながらお店をオープン。創業のために集めた資金はできるだけ仕入れに回した、という創業のきっかけやいきさつを伺いました。
今後のビジネスの参考になるかもしれない話として、
事業(創業)資金を集めるには、
①自らの貯金(身の丈に合った規模でやる)
②クラウドファンディング
③エンジェル投資家
が良いのではということでした。
また狙いどころとしては、
①全く新しいものか新しい技術(5Gなど)を利用した商品・サービス
②20年ぐらい壊れていない業界を変革する
ということをお話しされました。
まとめ
今回の講演の内容を全部盛り込めたわけではありませんが、できるだけ情報を詰め込もうとして文章を羅列した感じになりました。
文字では伝わらないのですが、石川社長は話しぶりは穏やかで、すごく聡明な方という印象を受けました。講演終了後には著書へサインも頂き、写真撮影にも応じてくださいました。
石川社長の考えの一端が窺える「学びなおす力」(PHPビジネス新書、870円+税)、ご一読ください!
福永 浩士
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