デニムの加工「バイオウォッシュ」を解説します!

色落ち加工がしてあるジーンズはオシャレでカッコいいですよね。
このビンテージ感を演出してくれる加工は酵素の力で脱色しているのをご存知でしたか?
色落ちさせるだけじゃなく、柔らかくて肌ざわりも良くなる加工方法です。

「バイオウォッシュ」ってどんな加工?

「バイオウォッシュ加工」とは、新品のジーンズを着古したように加工するための方法の一つです。セルロースを溶かす作用がある「セルラーゼ」という酵素を使って洗濯すると、製品の凸部分を少しだけ溶かして白くさせて色落ちさせていきます。ダメージ加工の一つでもあるストーンウォッシュよりも短時間でできて、製品の痛みが少ないのも特徴です。酵素の力を使って分解させていく方法なので、ほどよい脱色方法として用いられています。

 

「セルラーゼ」ってどんな成分?

「セルラーゼ」とは、レーヨンなどの再生繊維の主な成分になっているセルロースを加水分解させるために必要な酵素で、あまり聞きなじみのない人も多いかもしれません。ちなみに牛や羊、馬などの草食動物の消化器官にはセルラーゼを作る微生物を生息させていて、食べた草などの植物繊維を消化できるようにしています。研究の成果の末に作られた人工的な酵素ではなく、細菌や植物において作られるため生物界に広く存在しているものです。ジーンズの加工の他にも身近なところだと、いつも使っている衣類用の洗剤に配合されているので、汚れを分解する酵素としての方がもしかしたら有名かもしれません。

 

バイオウォッシュ加工のメリットって?

生地に対して直接刺激を与えるというよりは、酵素の力を使って生地の表面を分解して加工していく方法なので、なにより生地の痛みが少なく、表面の毛羽立ちが少なくて肌ざわりを柔らかく良く仕上げることができます。

 

 

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