春の衣替えの際に必見!!虫食いの防ぎ方。
こんにちは。アパレルアイの海内です。3月に入り徐々に春らしくなり、少しずつ冬物の出番が少なくなってきてるのではないでしょうか?それでは今回のブログは春の衣替えの際に注意が必要な“虫食いの防ぎ方”について解説します!
目次
- 虫食いについて
- タンスの中への片づけ方
- まとめ
虫食いについて
冬物衣類はセーターやコートなど虫食いが心配なアイテムが多いですよね。衣類の中にも虫食いされやすいものとそうでないものがあります。衣類などの繊維製品を食べる主な衣類害虫はガの仲間のイガ類と甲虫のカツオブシムシ類があります。これらの害虫に最も食べられやすい素材はウールやカシミヤなどの「動物性タンパク質」の繊維です。次に食べられやすい素材はコットンやリネンの「植物性タンパク質」の繊維です。ポリエステルやナイロンなどの「化学繊維」は基本的には消化が出来ないので食べられませんが、汗や皮脂が付着していたり、しょうゆなどの調味料や食べこぼしのあとがあると、虫食いの原因となりますので注意が必要です。タンスの中にしまい込む前には一度洗濯をしてから片づけるようにしましょう。洗濯物を取り込む際には虫が付着していないか注意してください。ツバメやスズメなどの鳥の巣があるご家庭は特に注意が必要です。
タンスの中への片づけ方
タンスの中に衣類を片づける際には防虫剤を入れましょう。防虫剤はタンスの中に入れておけば良いというわけではありません。防虫剤の有効成分は空気よりも重いので、衣類の下に防虫剤を置いたのでは効き目が薄れてしまいます。服と服の間も同じです。上には広がりにくいので、たたんで重ねた衣類の上に防虫剤を置いてください。そうすることで下へ下へと有効成分が広がっていきます。また、タンスや衣装ケースの中に入れる量は8分目にしてください。衣類を一杯に入れると防虫剤の成分が広がりにくくなります。
まとめ
冬物を片付ける際に注意が必要な虫食いの防ぎ方について解説してみました。冬の間は汗をかくことも少なく、ちょっと着ただけできれいな服もあると思います。しかしちょっとした汗や皮脂が虫食いの原因や黄ばみや変色の原因になります。天気の良い日に洗濯したり、ドライクリーニングに出したり、スチームアイロンをあてることで、虫食いや変色のリスクを軽減することが出来ます。衣替えの際に参考にしてみてください。
海内 孝治
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