ポリエステルとテトロンの違いは?説明します!
アパレルアイの桑田です。
皆さん、ポリエステル表記をする際に、「T」で表記されているの見たことありませんか。ふつうに考えたらポリエステルなので「P」なのですが、なぜ「T」と表記されているのでしょう?ご存知の方もおられると思いますが「テトロン」の「T」だったのです。
今回はポリエステルとテトロンについて説明します。
目次
- ポリエステルとテトロンの違いは?
- テトロンの名前の由来は?
- まとめ
ポリエステルとテトロンの違いは?
ポリエステルとテトロンは結論から言うと同じもので、東レと帝人が製造するポリエステルを「テトロン」と呼びます。
テトロンの名前の由来は?
では、なぜ東レと帝人が製造するポリエステルを「テトロン」と呼ぶのでしょうか?
その昔、東レと帝人がイギリスからポリエステル繊維製造の独占的ライセンスを取得し、テイジンの頭文字をとって「テ」、トウレの頭文字をとって「ト」、ナイロンをもじって「テ・ト・ロン」と名前が付けられたようです。こうやって、名前の由来を調べてみると面白いですね(^^)v
まとめ
私がこの業界に入った時に、最初に疑問に感じたのがT/RやT/Cの「T」って何?でした。ポリエステルなのでP/R、P/Cではないの?と。当時の先輩に「テトロン」の「T」よ、と教えてもらった事、今でも覚えています。
しかし、世界的にも日本でもポリエステルの方が認知されているのに、なぜT/RやT/Cを「P」表記しなかったのでしょう?得意先や仕入先との商談時に「T/Rのポリエステル混率は?」とは聞きますが、「T/Rのテトロン混率は?」とは聞きませんよね??
この謎については、追って調査していきます!
つづく
桑田 義久
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