気になる生乾き臭…ご家庭で臭いを落とす方法をご紹介

公開日： 2019/04/02 :

梅雨の季節、洗濯物を外干しできずに生乾き臭に悩んだことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。また汗臭いニオイが染み付いて、なかなか取れないといったこともありますよね。今回は何度洗濯しても消えない生乾き臭を除去するいくつかの方法をご紹介します。

酵素系漂白剤を使って、ニオイの原因にアプローチ

まずは洗濯液を作ります。ジーンズを洗うときは蛍光増白剤の入っていない無蛍光タイプの洗剤を使用しましょう。色柄ものにも使えるので、色落ちを極力防ぐことができます。次に酵素系漂白剤で雑菌を退治。酵素系漂白剤は液体のものを選ぶと生地に浸透しやすくジーンズで繁殖している雑菌にアプローチしやすいです。酵素系漂白剤は、雑菌は繁殖している箇所にかけると、雑菌と反応して泡立つので、反応がわかりやすいのも◎。ただし、ボタン部分など金属にかからないように注意してください。酵素系漂白剤をかけたジーンズは、先に作っておいた洗濯液にすぐに入れること。そのまま20～30分ほど浸け置きをしてから、通常の洗濯をしてください。漂白剤を使うときは、パッケージに記載されている利用方法や注意書きをよく読んで、失敗したときのリスクを考えて自己責任で利用してください。

熱湯を使って殺菌すれば、悪臭ともさよなら！

酵素系漂白剤を使わなくとも、皮脂や雑菌を落とすことができる方法があります。それは高温のお湯で洗うことです。煮沸消毒のようなイメージで、熱湯で菌を殺すのですが、くれぐれも火傷にはご注意を。臭いが気になる箇所に、60度くらいのお湯をかけて10分程度置きます。その後、無蛍光タイプの洗剤で洗濯をすればOKです。

お掃除にも使える重曹を活用してにおいを撃退

重曹といえば、フライパンの焦げ付きやシンクの油汚れ、ソファやじゅうたんの臭い取りにも使われるアイテムとして知られていますよね。皮脂よごれは酸性、対して重曹は弱アルカリ性のため、中和し、殺菌をしてくれるのです。重曹は食品にも使われる成分なので、敏感肌の人でも使いやすいのがうれしいところです。洗濯機の個体差にもよりますが、洗剤の代わりに重曹を使い、洗濯機で洗います。そのまま半日程度干せば、臭いがすっきりと取れているはず。重曹はドラッグストアや100円ショップでも買うことができるので、ジーンズの生乾き臭が気になる人はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。